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2010年07月 アーカイブ

通貨のこと・・・その2

一九二六年、英帝国諸国はロンドンに英帝国会議を開催して英連邦British Common-welth of Nationsの結成を宣言し、英本国と自治領は相互に独立であることを明らかにしましたが、さらに一九三一年にはウェスト、ミンスター条令The Statute of Westminsterがこの英連邦に法的基礎を与え、ここにカナダは完全な主権国家となりました。

英領であったカナダの通貨は、当初は当然ながら英ポンドであったが、上下カナダ統合の時代の一八五三年にProvinces of Canada Currency Actが成立し、初めて十進法のドルによる取引が合法化され、また同時に金貨が無制限法貨となったのです。

従ってカナダの金本位採用はこのときからとされています。

ただしこの法律によって無制限法貨となったのはイギリス、アメリカなどの金貨であり、カナダ固有の金貨が鋳造されたのは一九〇八年オタワに造幣局が設立されてからです。

通貨のこと・・・その3

当時、紙幣は民間銀行、州政府が発行していました。

その後一八六七年にカナダが自治領になると一八七〇年、The Dominion Notes Actが成立し、金を準備とする連邦政府のカナダ・ドル紙幣が初めて発行されました。

さらに翌一八七一年The Uniform Currency Actがカナダ・ドルの使用を全自治領に拡大すると同時に四・八六%のレートでイギリスのソブリン金貨を標準硬貨と定めました。

さらに一九一〇年のCurrenry Actはカナダ・ドルをイギリスのソブリンから切離し、初めて一定量の金と直接に結びつけることになりました。

これによると一カナダ・ドルの価値は純金一五〇四.六五六ミリグラムであり、米ドルと等価です。

しかしこれ以降もイギリスとアメリカの金貨はそれぞれの金含有量に応じた価値で法貨であり続けました。

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